温泉に含まれるいろいろな化学成分が、入浴や飲用によって体に入ることで、さまざまな生体反応を起こします。
温泉の成分のみによってその効能を確定することは困難ですが、泉質によって次のような禁忌症・適応症が定められています。
禁忌症とは
温泉の効果は、その成分の違いによって千差万別であり、効果があるものでも利用の方法が正しくないと、有害になる場合もあります。温泉療養をしてはいけない症状を「禁忌症」といいます。
適応症とは
温泉療養に適した症状を「適応症」といいます。
これは、どのような泉質の温泉にもあてはまる症状です。
※硫化水素型については、適応症に末梢循環障害を加える。